車内に排気ガスが充満して一酸化炭素中毒で死亡する大雪の事故。エアコンで室内を温めるため、エンジンをかけたままの自動車。排気口が雪で埋まってしまうと、外へ出される排気ガスが車の中に入ってくる。原因はCO中毒で、誰にでも起こりうる。意識が朦朧として、知らずのうちに死んでしまうのは怖いですね。
日本自動車連盟(JAF)が行ったテストでは、車が雪に埋もれた状態でエンジンをかけると、車内のCO濃度は22分で検知器の上限値に達した。これは約3時間で死に至る危険値という。
車中CO濃度、22分で危険値 JAF「マフラー周辺除雪を」 (福井新聞ONLINE) - Yahoo!ニュース
昔、深夜に家を出発して、夜の内にスキー場に到着。朝まで仮眠して早朝からスキーを楽しむということをやったことがあるので、もしもあのとき、大雪が降っていたら危なかったのですね。
車が雪で埋まった場合、CO中毒に注意!【JAFユーザーテスト】 - YouTube動画
JAF(日本自動車連盟)さんが実際にスキー場で検証実験をされた動画をネットで公開。このデータによりますと、ボンネットまで雪で埋まる状態で22分経過すると、濃度が致死レベル(3時間で死亡)に到達。マフラー周辺の雪かきをすると数値が上昇しませんでした。
とくに興味深かったのは、窓を5センチほど開けての実験。窓を開けて喚起していても40分で危険な状態になるようです。窓から新鮮な空気が入ってきても危ないのだと勉強になりました。排気ガスはとても身近な感じがしていましたが、命の危険に直結する危険なガスなのですね。
車が雪で埋まった場合、CO中毒に注意!
動画詳細 寒冷地でエンジンをかけた車内で注意したいのが一酸化炭素(CO)中毒。雪に埋もれた車内に排ガスが入る状況を再現し、対策の有効性を検証しました。
車が雪で埋まった場合、CO中毒に注意! | JAFチャンネル
エンジンを切るか、小まめに除雪をするか。大雪のときは注意が必要なのだと痛感しました。