本日放送(11月23日)、「ひるおび」で紹介されていた実験映像。津波の威力が印象的でした。
神奈川県横須賀市の「港湾空港技術研究所」さん協力となっていた津波の検証動画。津波の怖さは波の高さだけでは伝わらないのだと痛感です。
30センチでも立っていられず、60センチで男性が流され、1メートルになると木造家屋の壁が破壊されるとのこと。波の高さごとにどれほどの破壊力があるのか、何メートルという数字(発表される数値)の情報だけではイメージしにくかった危険性が、番組紹介の映像でとてもよくわかりました。
港湾空港技術研究所さん提供と思われる映像がユーチューブさんにあったのですが、この映像は「ひざぐらいの高さ」とあるので、30センチの波の高さのものでしょうか?高さだけでなく、押し寄せるスピードによっても威力が変化するようですね。
また、番組で紹介されていた「陸地に浸水した津波高さの影響」という資料のフリップ。こちらも分かりやすい目安でした。同じく「港湾空港技術研究所」さんからの出典。
陸地に90センチの津波が浸水した場合で「死亡率99.7%」と表示されているので、「1メートル」はとても危険なのですね。注意報や警報で耳にする「○○メートルの津波」という情報の本当の意味(事象)、そして、その恐ろしさを全然理解できていなかったのだと実感しました。
さらに、こちらのツイートでは体積(水圧?)で計算されていて、質量をお相撲さんの体重で換算されているのが興味深いです。
津波っていうか水流の威力を説明するのにわかりやすいのは、1mX1mX1mの水で1トンあるから、津波の高さが数十cmだとしても、数十cmX人間の幅X津波の長さ(たくさん)で数百kg~数トンにはなるので、いうなれば波の速さで関取10人くらいにタックルされてるようなものです。
— Murao Atsushi (@atsushi_aratame) 2016年11月22日
波の高さではなく、海水の重さで津波を考えたことがなかったので、とても勉強になりました。
TBS
『ひるおび!』
放送日時
2016.11.23・水曜日・10時25分~13時55分