つむつむにっき

昨日は今日を知らない

猛毒ヒアリの弱点、ワサビの辛味成分が苦手?

 

 

殺人蟻と呼ばれている「ヒアリ(火蟻)」。猛毒の針をもっていて、刺された人が死亡した事例がニュースになってますね。

 

「ザ!世界仰天ニュース」の映像で、噛まれるとどうなるのか、とても怖い症例でした。最近、日本でも発見されるようになったので、注意が必要なアリですね。

 

ワサビを使った実験、ヒアリ撃退の研究が進んでいるそうで、ヤフーニュースさんに掲載されていました。

 

 

 

橋本さんらは、ヒアリが定着した台湾で、ワサビの辛み成分「アリルイソチオシアネート」(AITC)を入れたカプセルを練り込んだ「ワサビシート」を使って防虫効果を検証した。

 

 ワサビシートとえさを入れたわな、カプセルの入っていない「ワサビ抜きシート」とえさを入れたわなを10個ずつ、巣の近くに40分間しかけた。ワサビシートのわなにかかったアリはゼロだったが、ワサビ抜きの方は一つのわなに平均157匹がえさに群がった。

 

 ワサビのにおいでアリがえさを見つけられない場合もあると考え、エサにアリをたからせた上で、ワサビシートと一緒にしたわなも10個作った。一つのわなに平均0・9匹いたが、全て死んでいた。

 

猛毒ヒアリはワサビに勝てず アリ学の研究者が効果検証(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

 

 

 

ワザビの罠10個中に9匹が死んでいたという検証結果。殺虫効果もあるようですが、まずは、ヒアリが近づいてこないというのが大きいですよね。ヒアリ上陸が不安でしたが、今後、効果的な防虫シートができそうでなによりです。

 

 

 

headlines.yahoo.co.jp

 

 

追記:ワサビは、生魚を食べるお寿司の薬味で、抗菌効果があることは何となく知ってましたが、虫を殺すほどの殺傷力があるのだと驚きました。

 

山葵を詳しく調べてみると、アニサキスも動かなくなるそうですね。

 

 

 

アニサキスは、たらやサバなどの魚に多く繁殖しています。


表からも分かるように、「練り」「粉」「本わさび」に若干の効果の違いがあるものの、すべてのアニサキスが15分で活動できない(動きが弱まる)状態になっています

 

わさびの優れた殺菌性|食の研究報告|三和食品株式会社|業務用調味料・カット野菜・ドレッシングの製造・販売

 

 

 

ツーンと鼻にくる、喉がむせる。以前よりも刺激が苦手になり、サビ抜きのまま食べることが多いのですが、食中毒になりにくくするためにも、ワサビは大切なのだと勉強になりました。