つむつむにっき

昨日は今日を知らない

1日3食の食卓を楽しむ幸せ

 

以前、「全力教室」という番組に出演された南雲吉則医師が、「妻は私のアンチエイジング法(1日1食)に無関心」といったコメントをされていました。一緒に過 ごす家族からすると、ダイエットよりも食卓での団欒。窮屈な食事よりも、夫婦で美味しく楽しく、朝・昼・晩の三食を食べられること(時間を過ごすこと)の方が幸せなのだと感じました。

 

痩せるためにつまらない食べ方を自分に課しているならまだしも、「正しい(絶対に痩せられる)」からといって他人から強要されるのはやっぱり嫌ですよね。美味しい食べ物であっても、そんな状態では美味しくは食べられないですし、人生(衣食住)を心地よく心豊かに過ごしたいと思いますもんね。

 

美輪明宏さんが「何かを得れば何かを失う(正負の法則)」といったことをテレビで話されていたそうですが、何かを手に入れるための代償・対価ってありますよね。錬金術師で言うところの「等価交換」ですが、自分にとって何が大切かを見据えずに、手に入りそうだからといって無暗になんでもゲットしようとすることは危ないのかもしれないですね。物だけでなく、技術や資格も同様で、能力を得たばかりに要らぬ責任(過剰な期待)を負うなんてこともありますし。

 

なので、成果を出そうとダイエットを頑張り過ぎるよりも、「理想の体型」と「理想の食生活」を天秤にのせて、バランスをとりながら、あまり偏り過ぎずに、ほどほどにしておくのが良いように感じました。年を取れば老けるし、太りやすくもなる。現状をやや受け入れつつ、少しだけ抵抗するくらいでちょうどよいのかもしれないですね。