ブッダのエピソードが印象的でした。不平や不満、いちゃもん、あれこれ言われてもスル―する。うけとめなければ相手に返る。うけとらなければ相手のもの。ちょっと心が楽になる考え方ですね。
普通なら「何を言うか」とムキになって口論が始まるところです。気弱な人なら相手の言葉に傷ついたり落ち込んだりするかもしれません。ですが、ブッダは反応しません。感情を上げもせず、下げもせず、“超クール”にこう返したのです。
「あなたが家で客人に差し出した食事を、もしその客人が食べなければ、その食事は結局あなたのものになるだろう。それと同じように、私はあなたが差し出した悪口を受け取らない（食べない）。その悪口は、差し出したあなたのものだ。そのまま持って帰るがよい」
心が強い人が持つ｢他人に反応しない｣技術 | 読書 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
いろんな人がいろんなことを言ってくる。誰かのとおりにしても、また別の誰かが文句を言ってくる。ロバ売りの親子状態になるだけ。相手がそう思うのなら、それはそれで仕方ない。自分にできることは、うけとめるかどうか、うけとるかどうか。うけとらなければいけないと、ずっと思ってました。
