つむつむにっき

昨日は今日を知らない

「俺を怒らせないお前であれ」…ネットで炎上しがちな「生の感情」は、あおり運転の心理と同じ?

 

 

相手の顔が見える、相手の反応がわかる対面での会話であったら発言しないであろう言葉。あるいは、酒の席や悩み相談など、聞いてもらう内容が個人的な愚痴のような感情。ネットで炎上しがちなのは、こうした「生の感情」の取り扱いのミス、許されているという勘違いが原因なのかもしれないですね。

 

顔が見えないから、相手のこと、自分のことを気にしないで書きこめてしまう。受け止められ方を気にせず、剛速球な直球での物言いができてしまう。ブレーキの利かない車、赤信号も交通ルールも無視で、アクセル全開のトップスピードで暴走しているような感じでしょうか。炎上の心理は、ある意味、あおり運転と同じ感情なのかも?

 

根底にある本当のメッセージは、「あなたが私を不快にしている」「お前が俺を怒らせた」といった相手に対しての怒り。相手にわからせるための攻撃性。裏を返すと、「不快にさせないあなたになって欲しい」「俺を怒らせないお前であれ」といった相手に対する期待であったり、依存であったり、甘えであったりするのかも?