カーシェアリングでお借りした自動車を勝手に売却するという詐欺被害。善意と信用で成り立っているサービスの落とし穴。儲けようと悪用する人が少なからずいるのだと感じたニュースです。
個人が所有する車を別の人に貸す「個人間カーシェアリング」で、貸し出した外国車が売却されたり、返却されなかったりするトラブルが大阪市内で相次いでいることが15日、関係者への取材で分かった。
利用者から提示された運転免許証は偽造の可能性があり、車の貸主から被害届を受理した大阪府警が詐欺などの疑いで捜査している。
カーシェアリングで無断売却か 被害複数、大阪府警捜査(共同通信) - Yahoo!ニュース
担保となる個人情報、免許証などの身分証明書を偽造してレンタル。逃げ得な借りパク手法が横行しているとのこと。人と人が顔を会わせて貸し借りしても、盗まれてしまうのですね。
簡単で便利なサービスなのに、犯罪に対してのセキュリティに費用がかかって、サービスが衰退していく。そういえば、中国で始まった「シェア自転車」がありましたね。どこでも乗り捨て自由という売りでしたが、トラブル多発で失速したらしい。
みんながルールを守って、最善の配慮で乗っていたら起きない。でも、それは理想でしかないのだと感じました。