夏休みが終わり、学校の新学期が始まる9月1日、始業式の自殺率が2.6倍というデータに驚きました。前後二日の8月31日、9月2日も自殺者が多いそうですね。
「9月1日は、1年の中でも18歳以下の自殺者数が突出して多くなる日。その割合は、なんと他の日の2.6倍」。――このショッキングな数字は、内閣府が「自殺対策白書」で示したデータだ。
(中略)
2015年8月に発表された「自殺対策白書」によると、1972~2013年の42年間で自殺した18歳以下の子どもは、合計1万8048人。
365日別でみると1日に平均約50人だが、最も多い9月1日は131人で、平均の2.6倍と突出している。翌日の9月2日も4番目に多い94人、前日の8月31日も5番目の92人だ。
全文表示 | 9月1日は「子どもの自殺」断トツの日 夏休み明けに何が彼らを追い詰めるのか : J-CASTヘルスケア
ヤフーニュースさんでは、グラフで自殺者数の多い日を紹介されていました…
9月1日前後の72時間が子ども自殺のピーク SOSの「受け取り方」に変化を(石井志昂) - 個人 - Yahoo!ニュース
図表ですと一目瞭然、ダントツに多いですね。昨年、図書館職員によるツイートが話題になっていました。
もうすぐ二学期。学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい。マンガもライトノベルもあるよ。一日いても誰も何も言わないよ。9月から学校へ行くくらいなら死んじゃおうと思ったら、逃げ場所に図書館も思い出してね。
— 鎌倉市図書館 (@kamakura_tosyok) 2015年8月26日
今年は樹木希林さんからのメッセージをテレビが紹介、不登校新聞に詳細が掲載されていますね。
学校には行かないかもしれないけど、自分が存在することで、他人や世の中をちょっとウキウキさせることができるものと出会える。そういう機会って絶対訪れます。
(中略)
だから、9月1日がイヤだなって思ったら、自殺するより、もうちょっとだけ待っていてほしいの。そして、世の中をこう、じっと見ててほしいのね。あなたを必要としてくれる人や物が見つかるから。だって、世の中に必要のない人間なんていないんだから。
9月1日は子ども自殺最多 樹木希林からのメッセージ / 不登校新聞