17日あたりから同様のツイッターで情報が拡散されていて、広まりつつある部活動中の「指導死(顧問の暴力・体罰)」のツイート。
剣道部の剣太君、熱中症で倒れるも顧問に馬乗りされ「演技するな!」と叫ばれ亡くなられる pic.twitter.com/RESpyeJGww
— トマト大好き (@tmato30kcal) 2016年8月17日
平成21年(2009年)8月22日に、大分県立竹田高校剣道部の主将・工藤剣太さんが熱中症による多臓器不全で高校生が死亡したニュース。 2013年に裁判が報道されていた死亡事故(過失傷害致死?殺人事件?)がSNSで急浮上した要因は、「熱中症による多臓器不全」という死因にあるのかもしれないですね。
部活中の中1男子が熱中症で死亡 35分間のランニング後に倒れる 奈良・生駒の市立中
奈良県の生駒市立大瀬中は17日、1年の男子生徒(12)がハンドボール部の練習中に熱中症の症状を訴え、病院に搬送されたが死亡したと発表した。
部活中の中1男子が熱中症で死亡 35分間のランニング後に倒れる 奈良・生駒の市立中 - 産経WEST
熱中症が原因の腎不全で死亡…このニュースが報道されたのが8月17日。共通点の多いこの事故がきっかけで過去の熱中症による死亡事故に注目が集まったのだと考えられます。
剣太さんは、その日、母親が作ってくれたおにぎりを食べることはなかった。それだけではなく、部活動中に顧問教諭からの暴行を受け、熱中症による多臓器不全で搬送先の病院で亡くなってしまうのである
追跡!真実の行方 背景に「体罰」? 大分17歳少年熱中症死の"真相" - YouTube動画
とくに、今年は「ブラック部活動」という言葉が誕生するほど、学校教師の労働条件の問題が多くのメディアで取り上げられていますね。
クラス指導だけでなく部活動の顧問として長時間労働が求められ、授業の準備をする時間もない先生(学習指導の質の低下)。放課後のサービス残業、土日祝日に交通費程度の対価(賃金報酬)で事実上ボランティアで働き、家族と過ごす時間もない先生(離婚・過労死問題)。
そして、部活動問題は、教員の労働負担だけでなく、生徒の負担(過剰な練習や異常な拘束時間による心身の不調・体罰による自殺)も問題になっているようです。今年は、学校の部活動制度の有り方が問われてますね。
過労死に対して損害賠償払う方が全員に残業代払うより安くあがるから、今の教員の超勤問題は解決しない。
— アム (@amukyoushi) 2016年4月30日
生徒が部活で亡くならないようにお金を払ってちゃんとした指導員つけるより、国家賠償でもお金払う方が安いから現状は改善しない。
ブラック企業のやり方。
先日、元教師の友達夫婦と食事をしました。
— 自由人コウ (@jiyuuzinnkou) 2016年8月16日
その夫婦は子供ができて教師を辞めた。
「教師を続ける事は、親になる事を諦める事だと思った。」
その言葉は今の教育現場のひとつの真実なんだろうな。
そう言わせてしまった元凶は、何なんだろうか。 https://t.co/EmJHpCrZ8x
AERA(アエラ) 大特集「先生が忙しすぎる」 2016年 8/22 号 [雑誌]
発売日: 2016/08/16
メディア: 雑誌
8/20 「池上彰のニュースそうだったのか!!」
— 部活問題対策プロジェクト (@BMTproject) 2016年8月20日
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本日 19:54~
「■実は知らない日本の教育」内にて、部活問題対策プロジェクトのホームページが番組に登場する予定です。https://t.co/UlZdiPYwVy pic.twitter.com/9DFx9mh4Y3
部活動が「生徒の自主的な活動」という法の定義を地上波で断言したのは意義深いが、これしかないから好きにできる面と好き放題になる面もある功罪。好きで出来る生徒と先生が集うに罪はないが中学校の運動部で「指導者」の45%が素人という実態はどう考えても異常。♯池上彰が伝えたいこと♯教育問題
— 泉水月 (@izumisuigetsu) 2016年8月20日