つむつむにっき

昨日は今日を知らない

テレビの視聴率に「録画再生率」が考慮されないのは、スポンサー的にCM飛ばし(コマーシャル映像のカット)が問題になるから?

 

 

先日(7月17日)、日本テレビさんで放送された「禁断!テレビの裏側大公開SP」が興味深かったです。視聴率の測定は、関東ですと600世帯で行っていて、統計学的な数値になっていそうですね。

 

 

 

 

でも、計測の値から推定された「結果」は、本当に事実を反映されているのか疑問ですよね。統計学的には、味見程度に調査すれば全体像が分かるらしい。

 

 

では、“世帯視聴率”とはどういうものか。簡単に説明すると、それは関東地区に住む約1800万世帯の中から、600世帯を抽出し、どの番組がお茶の間のテレビでついていたかを測定した数値――。


え? 随分少ないサンプルだって?


いえいえ、統計学的にはこれで十分。例えば、視聴率が10%とすると、その標本誤差は±2.4%となり、100回中95回はこの中に収まるという。つまり、視聴率が10%といっても、本当は12.4%かもしれないし、7.6%かもしれない。そして100回中95回は、その範囲内に収まるというワケ

 

第8回「視聴率の正体、テレビエイジ」

 

 

 

多少の誤差はあっても問題ない範囲?いまや、ネットで動画配信の時代ですし、面白い番組(ドラマ、バラエティ)ほど録画で見る方の方が多い気がします。そういったリアルタイムではない視聴者の数値がテレビ局の評価に反映されないのが不思議に思っていましたが、現状維持のカラクリ(秘密)はスポンサーさんの反応にあるようですね。

 

 

 

もし録画再生率を視聴率に加算できれば、テレビ局はCM料金の値上げを狙える。

 

しかし、そのためには「CMがどれだけスキップされずに見られたか」というデータの開示が不可欠だ。

 


民放関係者は「スポンサーは『ではリアルタイムのCMは実際どれだけ見られているのか』と言い出し、値上げを渋るだろう。ヤブ蛇になるのが怖いから、各局とも録画再生率に慎重にならざるを得ない」と明かす。

 

 

視聴率よりも録画再生率? テレビ業界、揺らぐ人気指標 | 就活ニュース

 

 

 

な ぜ、テレビ局は視聴率に頼っているのか、録画率や再生率の数値を判断材料にしないのか…理由は、コマーシャル が飛ばされてしまうから。宣伝映像のために高い広告料を支払っているスポンサーさんのウケが良くないからみたいですね。たしかに…。

 

そういえば、CMカット機能のついたレコーダーが廃止(販売中止)になりましたもんね。

 

 

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番組の内容だけでなく、コマーシャル映像をどれだけお客さんが視聴(認識)したかがポイントみたいです。それに気になるつぶやきコメント(ツイッターのツイート)も。

 

 

つまり、昔ながらの視聴率を調べる方法のままでいた方が、テレビ局的にも都合が良い部分が多々あるということでしょうか。ちなみに、2015年のドラマ、フジテレビさんの録画視聴率が1位だったとか…スタッフさんたちの努力が報われてないですね(^^;

 

番組の質が低下しているのは、制作サイドのモチベーション(やる気)が反映している??もしも、数値が操作されている視聴率でしか評価されないとしたら、手ごたえを感じにくいですもんね。